蛇螺蛇螺と日記

人生の旅半ば、日々是勉強。見知った事、気になった様々な事を書き遺して行きます

昔取ったアマチュア無線局免許を取り直す

昔取ったアマチュア無線局免許を取り直す

 

f:id:moccian:20180328203806j:plain


日本マランツのC550

 

十何年も前に買った無線機を発掘。
単3電池を入れて電源投入。懐かしのノイズ音。

 

まだ当時名乗っていたコールサインを憶えている。
…ゴルフ・チャーリー・フォックストロット…


あれ、どうだっけ。


しばらく旅行会社に務めていたこともあって
チケットの予約番号を復唱するときの
アルファベットの読みがごっちゃになっている。
ジョージ、チャーリー、フォックス?)

 

まだ使えるのかな。

調べてみると無線従事者免許は終身資格だけど、
無線局免許は5年更新と。

もうとっくの昔に切れていたようだ。

 

どうしようか。

 

もともと特段「おしゃべり」が好きなわけでもなく、
「ぜひ交信したい!」という動機もないのだけど、
災害時に何らかの役にたつのでは、とか
「持っていると何となくかっこいい」かも、
みたいなどことなく不純な思いもあって、
無線局免許再取得に動きだしたのでした。


コールサイン復活?

まずはコールサインがそのまま使えるのか?
ということが気になっていました。

ヘビーユースこそしていないけど、
慣れ親しんだコールサイン
できればこれをもう一度、というか引き続き名乗りたい。

 

総務省 電波利用ホームページ | 無線局等情報検索


※PC用WEBページだが、スマホでできないこともない。

ここで当のコールサインが使用済みかどうかも
調べられるらしいことがわかり、早速入力。


『検索結果が0件です』

 

どうやら再割り当てされず、残っているらしいことが
わかってひと安心。

 

というわけで、無線局を同じコールサインで再開局!
その手続きはどうすれば・・・

 

JARL 旧コールサイン復活

願ったりかなったり、打ってつけのページがあるじゃない!

さすがJARL(日本アマチュア無線連盟)。

 

あるいは少し時間的に余裕が出来た人たちが
昔流行ってた頃を思い出して再開局したい、みたいな
問い合わせが多いのかもしれない・・・あ、自分もか!

 

このページによると

免許が失効している場合でも申請手続きの中で
コールサインの復活手続きができる

とのこと。

また、

1,2,3,6(関東、東海、近畿、九州)エリアでは
再割り当てが行われているので、
今でも当該コールサインが空いているかどうか
確認が必要

とも書かれているけど、ここはもうクリアしている!


「復活」は新規申請と同じ手続き

では具体的な手続きはどうなるか。

アマチュア局の免許が切れている→免許の申請手続き(開局申請)

要するに新規申請と同じということ、でしょうか。

 

必要書類は

免許申請書類(通常のもの)
コールサインを証明する書類(局免許状のコピーなど)

 

となっているので、平たく言うと

 

「このコールサインで、新たに無線局開く許可ください」

 

というような感じでしょうか。

 

局免許状は現物を大切に保管しているので
すぐに手元に出せる状態。
これがどうも見つからない、という人は
JARLの発行する「旧コールサイン確認書」というのを
依頼できるようなので、詳しくは上記JARLページで。


では「免許申請書類」を手に入れましょう、ということで
総務省ホームページへもう一度。

と、ここでこんなページを発見。

 

総務省|北海道総合通信局|アマチュア無線相談室


総務省の一部局のページにちゃんとした案内がありました。

ここによれば

免許の有効期間後6ヶ月以上の再開局の場合

開局申請書の「無線局事項書及び工事設計書」の備考欄に
「旧コールサイン希望(希望するコールサイン)と朱書きし、
希望するコールサインを確認できる書類を添付

 

とありました。より具体的!

どうやらここのウェブページはアマチュア無線に対して
非常に親切。特に「アマチュア無線相談室」のコーナーが
うれしい充実ぶり。

最初からここにたどり着ければよかったな・・・


ともあれ、「免許申請書類」を請求するよりも
『電子申請』なるものを利用すれば申請手数料が3割引!

なんと、そんな方法もあったのか!

もちろん書面による申請のための様式も
このページからダウンロード可能!

 

次回はその電子申請に挑戦!

このブログはリアルタイムで進行します。(2018年3月28日)