昔取ったアマチュア無線局免許を取り直す
昔取ったアマチュア無線局免許を取り直す
日本マランツのC550
十何年も前に買った無線機を発掘。
単3電池を入れて電源投入。懐かしのノイズ音。
まだ当時名乗っていたコールサインを憶えている。
…ゴルフ・チャーリー・フォックストロット…
あれ、どうだっけ。
しばらく旅行会社に務めていたこともあって
チケットの予約番号を復唱するときの
アルファベットの読みがごっちゃになっている。
(ジョージ、チャーリー、フォックス?)
まだ使えるのかな。
調べてみると無線従事者免許は終身資格だけど、
無線局免許は5年更新と。
もうとっくの昔に切れていたようだ。
どうしようか。
もともと特段「おしゃべり」が好きなわけでもなく、
「ぜひ交信したい!」という動機もないのだけど、
災害時に何らかの役にたつのでは、とか
「持っていると何となくかっこいい」かも、
みたいなどことなく不純な思いもあって、
無線局免許再取得に動きだしたのでした。
コールサイン復活?
まずはコールサインがそのまま使えるのか?
ということが気になっていました。
ヘビーユースこそしていないけど、
慣れ親しんだコールサイン。
できればこれをもう一度、というか引き続き名乗りたい。
※PC用WEBページだが、スマホでできないこともない。
ここで当のコールサインが使用済みかどうかも
調べられるらしいことがわかり、早速入力。
『検索結果が0件です』
どうやら再割り当てされず、残っているらしいことが
わかってひと安心。
というわけで、無線局を同じコールサインで再開局!
その手続きはどうすれば・・・
願ったりかなったり、打ってつけのページがあるじゃない!
さすがJARL(日本アマチュア無線連盟)。
あるいは少し時間的に余裕が出来た人たちが
昔流行ってた頃を思い出して再開局したい、みたいな
問い合わせが多いのかもしれない・・・あ、自分もか!
このページによると
免許が失効している場合でも申請手続きの中で
旧コールサインの復活手続きができる
とのこと。
また、
1,2,3,6(関東、東海、近畿、九州)エリアでは
再割り当てが行われているので、
今でも当該コールサインが空いているかどうか
確認が必要
とも書かれているけど、ここはもうクリアしている!
「復活」は新規申請と同じ手続き
では具体的な手続きはどうなるか。
アマチュア局の免許が切れている→免許の申請手続き(開局申請)
要するに新規申請と同じということ、でしょうか。
必要書類は
免許申請書類(通常のもの)
旧コールサインを証明する書類(局免許状のコピーなど)
となっているので、平たく言うと
「このコールサインで、新たに無線局開く許可ください」
というような感じでしょうか。
局免許状は現物を大切に保管しているので
すぐに手元に出せる状態。
これがどうも見つからない、という人は
JARLの発行する「旧コールサイン確認書」というのを
依頼できるようなので、詳しくは上記JARLページで。
では「免許申請書類」を手に入れましょう、ということで
総務省ホームページへもう一度。
と、ここでこんなページを発見。
総務省の一部局のページにちゃんとした案内がありました。
ここによれば
免許の有効期間後6ヶ月以上の再開局の場合
開局申請書の「無線局事項書及び工事設計書」の備考欄に
「旧コールサイン希望(希望するコールサイン)と朱書きし、
希望するコールサインを確認できる書類を添付
とありました。より具体的!
どうやらここのウェブページはアマチュア無線に対して
非常に親切。特に「アマチュア無線相談室」のコーナーが
うれしい充実ぶり。
最初からここにたどり着ければよかったな・・・
ともあれ、「免許申請書類」を請求するよりも
『電子申請』なるものを利用すれば申請手数料が3割引!
なんと、そんな方法もあったのか!
もちろん書面による申請のための様式も
このページからダウンロード可能!
次回はその電子申請に挑戦!
このブログはリアルタイムで進行します。(2018年3月28日)